感謝を伝える”敬老の日”、長寿のお祝いのお花の色
9月の第三月曜日は「敬老の日」。今年は2025年9月15日(月)です。
敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として国民の祝日に定められています。
はじまり
敬老の日のはじまりは、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)で行われた「としよりの日」にあります。1947年、村長が「ご年配の方を大切にし、知恵を借りて村づくりを進めよう」と、9月15日をお祝いの日に定めたのが始まりです。その後「老人の日」と呼ばれるようになり、1966年には国民の祝日「敬老の日」となりました🇯🇵✨
長寿祝いと色の意味
敬老の日とあわせて知っておきたいのが、「長寿祝い」。日本には、年齢の節目ごとにお祝いをする「賀寿」という風習があります。節目の年齢ごとに健康と長寿を祝う風習で、還暦や古希、喜寿など、聞いたことのある名前も多いのではないでしょうか。それぞれにイメージカラーや色の意味があり、お花を贈る際のヒントになります。
還暦(60歳) – 赤
第二の人生のスタートともいえる還暦。赤は魔除けや生命力を象徴する色です。
おすすめのお花:真紅のバラ、ダリアなど

古希(70歳) –紫色
杜甫の詩「人生七十古来稀なり」に由来する古希。藍色は落ち着きと知性を象徴します。
おすすめのお花:バラやデルフィニウムやトルコキキョウなど
喜寿(77歳) – 紫色
「喜」の字が七十七に見えることから喜寿。紫色は古来より高貴な色として敬意を表す意味を持っています。
おすすめのお花:紫のバラやカーネーションなど。大人っぽい、きれいめな仕上がりになります。

傘寿(80歳) – 黄色・オレンジ
「傘」の字が八と十を組み合わせた形に見えることから。黄色やオレンジはビタミンカラーで温かさや活力を表す色。
おすすめのお花:オレンジ色のバラ、カーネーション、ガーベラなど。

米寿(88歳) – 黄色・オレンジ・ベージュ
「米」の字が八十八に由来する米寿。黄色、金色、、ベージュがいいと言われています。米寿という名前通り、米(稲穂)から連想される色がお祝いで使われることが多いです。
おすすめのお花:黄色のお花はたくさんあるのでバラやカーネーションなど贈るお相手のイメージに合わせてあげるといいと思います。

卒寿(99歳) – 紫色
白寿(99歳) – 白
「百」から「一」を引くと「白」となる白寿。清らかさと長寿の象徴。
おすすめのお花:胡蝶蘭、ユリ、白バラなど。

イメージカラーを取り入れてお花を贈るのも素敵ですが、何より大切なのは贈るお相手に寄り添うこと。相手が好きなお花や「この色が似合うな」と感じるカラーをぜひ選んでみてください😊
敬老の日のギフトは、ただの花束ではなく「ありがとう」「これからも元気でいてね」という想いを込めるもの。その想いは、きっとお相手の心に温かく届くはず🤝
今年の「敬老の日」も、想いを形にするお手伝いをさせていただけたら嬉しいです!!
