“桃の節句”と”ひな祭り”って?🎎🍑
3月3日は「桃の節句」、そして「ひな祭り」。
— 女の子の健やかな成長を願う日 —
春のやわらかな光の中で、
お雛様を飾り、桃の花を愛でながら、
子どもの健やかな成長と幸せを願う、日本の美しい行事です。
■ ひな祭りのはじまり
ひな祭りの起源は、平安時代までさかのぼります。
当時中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」という行事がもとになっています。
3月最初の巳(み)の日に、川で身を清め、穢れ(けがれ)を祓う風習がありました。

引用:(https://hina-bunka.jugem.jp/?eid=216)
それが日本に伝わり、紙や草で作った人形(ひとがた)に自分の穢れを移して川に流す「流し雛」へと変化していきます。
やがて、平安貴族の子どもたちの間で行われていた「ひいな遊び(人形遊び)」と結びつき、
現在のように、ひな人形を飾る形へと発展しました。
つまり、ひな祭りは
“厄を祓い、健やかな未来を願う行事” なのです🎎✨
■ なぜ「桃」の節句?
3月3日は「桃の節句」とも呼ばれます。
桃は、古くから魔除けや長寿の象徴とされてきました。
中国では邪気を払う神聖な木とされ、日本でもその力は信じられてきました。
ちょうど旧暦の3月は桃の花が咲く季節ですね・・・
やわらかく可憐で、それでいて芯のある強さを感じる花🌳

女の子の健やかな成長を願う日に、
桃の花が選ばれたのも、とても自然なことのように思えます😌
■ ひな人形に込められた意味
ひな人形は、ただの飾りではありません。
お内裏様とお雛様は、
子どもの身代わりとなり、災いを引き受けてくれる存在です。
三人官女や五人囃子など、
それぞれに役割があり、宮中の結婚式を表現しているとも言われています。
「幸せな結婚ができますように」
「穏やかな人生を歩めますように」
そんな願いも込められているのです🙏
■ 今は、女の子だけの日?
もともとは厄払いの行事。
その意味を考えると、ひな祭りは本来、性別を問わず
「健やかな成長を願う日」でもあります。
今では、女の子がいるご家庭だけでなく、
春を楽しむ季節行事としても親しまれています。
ここで、私がぼんやりと疑問に思っていたことがあったので調べてみました🔍
Q.ひな人形はいつ片付けるの?
よく聞くのが、「ひな人形を早く片付けないと、お嫁に行くのが遅くなる」という言い伝え。
少しドキッとする言葉ですよね。でも実は、これは迷信ともいわれています🌏
ひな人形は、子どもの厄を引き受けてくれる大切な存在。
そのため、いつまでも出しっぱなしにするのではなく、
節目としてきちんと片付けることが大切とされています。
「だらしなくしないように」
「物事にけじめをつけられる人になりますように」
そんな願いが込められているようです😌
一般的には、
▶ 「3月3日が過ぎたら、天気の良い日に片付ける」のがおすすめ。
地域によっては、旧暦(4月頃)まで飾るところもあります。
■ ひな祭りとお花
桃の花のほかにも、ひな祭りには春のお花がよく飾られます。
・菜の花(明るい未来)
・チューリップ(思いやり)
・スイートピー(門出)
やわらかなパステルカラーの世界は、まるで春そのもの。
ひな祭りは、“春の訪れを祝う日”でもあるのです。
ひな人形をしまう頃、少しずつ卒業や新しい生活の準備も始まります。
春はいつも、終わりと始まりがそっと隣り合わせ・・・
だからこそ、季節の行事を大切にする時間は、心を整えてくれるのかもしれません。
子どもの未来を願う日。家族の幸せを想う日。
そして、春の訪れに心をゆるめる日。
桃の花を一枝飾るだけでも、お部屋がやわらかな春色に染まります。
今年のひな祭りは、
小さな春のお花とともに、やさしい時間を過ごしてみませんか?🎎🌸
